協会概要

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協会概要

1 協会の歩み

稚内建設協会は、昭和18年(1943年)、宗谷地域の土木行政を担う稚内土木現業所の開設を契機に、指名業者4名によって結成されました。
当時の宗谷は戦時下でありながら、港湾・道路などの基盤整備が求められ、地元建設業者の連携が不可欠でした。
協会の誕生は、地域の発展を支える建設産業の礎となりました。
昭和28年(1953年)には建築組合と合併し、会員数は20名へ増加。
専任の事務局長を置き、規約整備や組織運営の基盤が整えられました。
その後、宗谷地域の開発が進むにつれ、協会の役割は拡大し、会員数も着実に増加しました。

  • 昭和34年(1959年):36
  • 昭和50年(1975年):41
  • 昭和54年(1979年):47
  • 昭和63年(1988年):53
  • 平成 6年 (1994年):55
  • 平成 9年   (1999年)  : 59社
 
次のグラフは平成6年以降の会員数の推移を表したものです。

平成17年(2005年)頃まで、当協会の会員数は55〜59社の範囲で推移し、地域の建設産業は安定した基盤を維持していました。(H9・H11・H12で59社)
しかし、平成17年以降は宗谷地域の人口減少の進行、公共事業量の縮小、後継者不足など、社会経済環境が大きく変化し、建設業者数は全国的な傾向と同様に減少局面へと入りました。
この時期にはリーマンショックによる民間投資の落ち込みも重なり、会員数は平成25年までに約40社規模へと推移しました。
その後は地域の建設需要に見合った業者数へと収束し、令和以降は37社前後で安定しています。
会員数は減少したものの、地域インフラの維持管理や災害対応など、建設業が担う役割はむしろ重要性を増しており、当協会は時代の変化に対応しながら地域を支える中核的な団体として活動を続けています。
現在の会員数は37社であり、地域建設業界を取り巻く環境が大きく変化する中でも、協会は地域の安全・安心を支える重要な役割を担い続けています。

■ 協会事務所の整備

協会事務所は、会員数の増加と活動の拡大に合わせて段階的に整備されてきました。

  • 昭和30年(1955年):稚内市中央3丁目に第2代協会事務所を新築
  • 昭和44年(1969年)  ;稚内市大黒町に協会移転
  • 昭和46年(1971年):稚内信用金庫本店4階へ移転
  • 昭和52年(1977年):稚内市中央1丁目に新事務所・大会議室を整備
  • 平成元年(1989年):旧事務所売却資金を活用し、稚内市末広4丁目に稚内建設会館を新築(同年、創立45周年記念式典を開催)

 

■ 宗谷建設青年会(宗建会)

協会の若手人材育成と地域貢献活動を担う青年部組織として、 昭和61年(1986年)に宗谷建設青年会(宗建会)が結成されました。
宗建会は、宗谷地域の若手建設技術者・経営者が集まり、次の活動を行っています。

  • 建設業PR活動(イベント参加・広報)
  • 出前講座・現場見学会の実施
  • 若手技術者の研修・スキルアップ
  • 会員相互の親睦・交流
  • 地域行事への協力

協会の青年部として、地域建設産業の魅力発信と次世代育成を担う重要な組織です。
 

2 現在の協会体制

  • 会長
  • 副会長
  • 理事
  • 監事
  • 相談役
  • 事務局(事務局長・事務職員)

会員企業は土木・建築など、地域のインフラ整備と防災力向上を支える重要な役割を担っています。
※宗建会は協会の青年部組織として、建設業PR・出前講座・現場見学会・研修・親睦活動等を展開。
 

3 主な事業内容

○ 公共事業・社会資本整備
インフラ老朽化対策、水産・農業基盤、交通ネットワーク整備など、地域の安全と経済活動を支える公共事業予算の確保に向け、関係機関へ要望。
○ 防災・減災
激甚化する自然災害に備え、防災・減災関連予算の確保を求め、地域住民の安全を守るインフラ整備を推進。
○ 担い手確保
稚内大谷高校での「2級土木施工管理技士」講座への講師派遣や若手技術者(新入社員等)研修会を継続し、若年層への建設業理解を促進。
○ 生産性向上
プレキャスト活用、仮設工法見直し、設計価格との乖離改善など、現場の生産性向上に向けた課題を整理し、改善要望を実施。
○ コンプライアンス・CSR
法令遵守の徹底と社会的責任の遂行により、地域からの信頼向上を図る。
○ 防災協定
北海道開発局・北海道との防災協定に基づき、災害時の迅速な対応や家畜防疫体制の構築に取り組む。
○ 広報強化
リニューアルした協会ホームページを活用し、講習会・研修会、地域貢献活動、青年会活動などを継続的に発信。
○ 技術力向上
ドローン、3D測量、ICT施工など「i-Construction」への対応を支援し、技術情報の収集・提供を行う。
○ 雇用改善・労災防止
働き方改革、キャリアアップシステム、労務費調査への対応、労働災害防止活動を強化。
○ 地域連携
防犯・交通安全・災害対応など、地域との幅広い連携を推進。
 

4 まとめ

稚内建設協会は、1943年の創立以来、地域のインフラ整備、安全活動、担い手育成、技術革新、行政との連携など、多岐にわたる取り組みを通じて宗谷地域の発展に貢献してきました。 会員数が37社となった現在も、地域に根ざした建設産業の中核として、安心・安全なまちづくりを支える活動を続けています。
また、昭和61年に結成された宗谷建設青年会(宗建会)は、協会の青年部組織として、建設業PR・出前講座・現場見学会・研修・親睦活動を通じ、地域建設産業の未来を支える役割を果たしています。
 
参考文献

  • 稚内建設協会創立35周年記念史
  • 稚内建設協会創立50周年記念史
  • 稚内建設協会創立60周年記念史
現在の稚内建設会館
 
昭和52年当時
 
建設会館内の様子

概要

協会名

稚内建設協会

設立

1943年

所在地

〒097-0001 北海道稚内市末広4丁目4-2

連絡先

TEL:0162-33-5364

FAX:0162-33-5353

組織図・役員

組織図をダウンロード

役員名簿をダウンロード

HISTORY

沿革

 

1943年

稚内建設協会設立

1953年

稚内建築協会と合併(稚内建築協会:1928年設立)

1955年

稚内市中央3丁目に事務所新築

1969年

稚内市大黒町に協会移転

1971年

稚内市中央3丁目に協会移転

1977年

稚内市中央1丁目に協会移転

1986年

宗谷建設青年会(宗建会)を結成

1989年

建設会館新築

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